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2015年~2017年バックナンバー

情報収集衛星

 平成27年3月26日、情報収集衛星光学予備機機を載せたH2Aロケット28号機が種子島宇宙センターから打上げられました。
 「衛星は予定の軌道に投入された」と発表され、打上げは成功です。


 情報収集衛星は、他国の軍事関連施設などを監視する事実上の偵察衛星です。

 デジタルカメラと同じ仕組みの「光学衛星」と、夜間や雨天でも地上の様子が分かる「レーダー衛星」があります。
 今回は、光学5号機は設計上の寿命を迎えた光学3号機の後継機で、撮影性能の向上で従来より小さな物や繊かい動きを識別することができます。

 ちなみに、「光学衛星」が「レーダー衛星」が解像度が良いことは当然です。
 当然、防衛機密ですから、本当のことは言えないでしょう。

 
 ちなみに、国産主力ロケットであるH2Aの打ち上げは今年度5回目で、平成5年に情報収集衛星を搭載した6号機が失敗した後、21機連続で打ち上げに成功。打上げ成功率は96.4%となったそうです。

「情報収集衛星」

ロケット打ち上げは、昔は、失敗して遠隔操作で自爆させることもありました。
 日本も例外ではありません。
 ですから、打ち上げ成功はニュースになりました。
 今は、打ち上げ成功はニュースにならなくなり、どのような衛星が積んであるかに、焦点が移りました。
 犬が人をかんでもニュースになりませんが、人が犬をかむとニュースになります。

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