本文へ移動

2015年~2017年バックナンバー

池上彰緊急スペシャル知ってるようで知らない韓国のナゾ

韓国では、毎年3月1日に、式典が催されます。
 なぜでしょう。

 平成27年6月5日、ゴールデンタイムに、関西テレビ(フジテレビ)で「池上彰緊急スペシャル知ってるようで知らない韓国のナゾ」という番組が放送されました。

 最近、北朝鮮との関係で、少しマシになりましたが、韓国は、少なくとも表向きはともかく、北朝鮮と並んで日本が嫌いなようです。

 李前大統領時代の竹島不法上陸と天皇謝罪要求、朴大統領になってから激しさを増したいわゆる「慰安婦」問題、徴用工訴訟、盗難仏増の不返還、東京オリンピック開催決定前の禁輸措置、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の起訴、世界遺産登録の妨害など、きりがないですね。

 池上彰氏は「韓国憲法に、大韓民国は3・1運動で始まった上海臨時政府の法統を受けて建設されたという表現がある」とし「反日が建国の基本精神」と紹介しました。

 韓国の憲法の前文は、以下のとおりです。

「悠久の歴史と伝統に輝く私たち大韓国民は3.1運動で建立された大韓民国臨時政府の法統と不義に抵抗した4.19民主理念を継承し、祖国の民主改革と平和的統一の使命に立脚して正義・人道と同胞愛により民族の団結を強固にし、すべての社会的弊習と不義を打破し、自律と調和をもとに自由民主的基本秩序をより強固なものして政治・経済・社会・文化のすべての領域において各人の機会を均等にし、能力を最高度に発揮するようにして、自由と権利に伴う責任と義務を果たすようにし、内には国民生活の均等な向上を期し、外には恒久的な世界平和と人類共栄に貢献することで、私たちと私たちの子孫の安全と自由と幸福を永遠に確保することを約束しながら、1948年7月12日に制定され、8回に渡って改正された憲法を今、国会の議決を経て、国民投票によって改正する」

 「3.1運動で建立された大韓民国臨時政府の法統」とありますが、実態がないため、連合国は相手にしませんでした。
 韓国は、もちろん戦勝国ではありません。
 Wikipediaによりますと「太平洋戦争終結後、日本の一部であった朝鮮と台湾を指した言葉。当時国家が存在しなかった(太平洋戦争によって滅亡した国家ではない)ため、戦勝国でも敗戦国でもない第三の国家であるということから「第三国」と呼ばれた」と記載されています。


 池上彰氏は「韓国という国は、韓国人が自ら戦って国を作ったのではない。日本が戦争して朝鮮半島を捨てた後、韓国ができた。棚からぼた餅式で国ができちゃった」とし、「自分たちが戦って国を作ったことがないので、劣等感を持つようになった」と述べました。

 「目から鱗が落ちる」解説かどうかはわかりませんが、説得力のある説明だと思います。

 ついでにいえば、日本と朝鮮が戦争をして、朝鮮が負けたため日本に併合されたわけでもありませんね。
TOPへ戻る