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2024年バックナンバー

雑記帳

きまり文句

 「きまり文句」というものがありますね。

 何年か前、ある結婚式に出席したのですが、ホテル式場の司会者が、「新居の近くにお立寄りの際は、お寄りいただければ幸いです」と話しました。
 まあ、きまり文句ですね。

 そこで、出席者一同首を傾げました。
 新郎は、日本法人のベトナムの出張所勤務ですから、新居はベトナムになります。
 「新居のお近くといわれても・・」ということです。

 司会者も、言った後で、それに気づいたのか、苦笑いしながら「ベトナムのホーチミン市まで行かれる方がおられるかどうかはわかりませんが、ホーチミン市まで行かれる方がおられましたら、新郎新婦の新居にお立寄りいただけますようお願いいたします」と付け足しました。
 一同爆笑です。

 他にも「きまり文句」はあります。

 大阪弁護士会の会派の国内旅行で空港に向かう途中、バスガイドさんが「天気はもう一つでしたが、皆さんご無事で旅行を終えられたことをお慶びして」と言いかけました。

 1人、旅行中にゴルフをしていて、他のプレイヤーのゴルフボールが足に当たり、足に包帯を巻いている参加者がいました。
 「みんな無事というわけやないぞ~」という人がいて、バスガイドさんが平謝りをしていました。

 結婚式のときは爆笑でしたが、旅行の時はミスですね。

 弁護士も「決まり文句」を結構言います。
 注意しなければいけません。
西野法律事務所
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