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雑記帳

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最もグリーンな「プリウス・プライム」

 クーリエ・ジャパン・令和6年3月14日付記事

 アメリカ紙「ワシントン・ポスト」が、米国エネルギー効率経済評議会(ACEEE)は、令和6年の「グリーナー・カーズ」という環境にやさしい車の評価報告を報じました。

 そのランキングで米国で最も環境にやさしい車とされたのは、なんとプラグインハイブリッド車(PHEV)であるトヨタの「プリウス・プライムSE」でした。

 同調査では、電気自動車(EV)を含め、米国で令和6年に販売される1200台の自動車が評価対象となりました。
 二酸化炭素(CO2)排出量の算出にあたっては、走行中だけでなく、自動車とバッテリーの製造に伴う排出量も加味されました。
 また、窒素酸化物、一酸化炭素、粒子状物質など、CO2以外の汚染物質の影響も分析されています。

 プリウス・プライムが高く評価されたのは、その効率の良さです。
 搭載されているバッテリーは小さく、製造に必要となるレアメタルの量も、排出するCO2量も汚染も抑えられます。
 その一方で、バッテリーが満充電されていれば電気で70キロメートル走れるほどの容量を持っています。
 標準の120V家庭用コンセントを使って、空の状態から約11時間で充電できる手軽さです。
 アメリカ人の1日の平均走行距離は約43キロメートルとされているので、毎日充電すれば、同モデルのバッテリーの力で充分走れます。
 バッテリーが切れても、ガソリンを動力として走行できます。

 電気自動車(EV)は、走行中の二酸化炭素(CO2)排出量こそ少ないですが、自動車とバッテリーの製造に伴う排出量は、かなり多いです。
 どちらがエコ(環境に優しい)かわかりません。
 また、重量が重いですから、道路に与える損傷も大きくなります。
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