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雑記帳

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PayPay送金、上限10万円を30万円に引上げ 仕送り照準

 QRコード決済大手PayPayは、令和6年4月24日から1回あたりの送金上限額を従来の10万円から30万円に引き上げます。
 家族への仕送りといった需要を取込みます。
 10万円超を送るにはマイナンバーカードなどでの本人確認が必要になりますが、既に一定数の登録があり、グループの金融サービスの利用拡大につながると判断しました。

 私自身は、キャッシュレス決済は、クレジットカードと交通系カードのICOCAだけしかしていません。もっとも、現金のやりとりがあまりないので、財布の中の1円玉と5円玉は、半月くらい変動がありません。

 私は、親からの送金は、昭和49年4月から昭和51年3月にかけて目黒区駒場に下宿していたとき、現金書留で送っもらっていました。
 毎月6万円だった記憶があります。
 授業料は別です。ただ、1か月3000円、半年に1回1万8000円を納付するだけですから大したことはありません(4年間で14万4000円です)。
 4畳半1間の下宿で、トイレ、洗面所は共同、風呂は近くの銭湯でした。
 ただ、郵便が遅配することがあり、大家さんに現金書留が来てないかと聞くのは、疑っているようで心苦しかったことを覚えています。

 昭和51年4月から昭和53年3月にかけて文京区本郷に下宿していたとき、現金書留ではなく、銀行を通じての送金にかえてもらいました。
 下宿のそばに第一勧業銀行の本郷支店があり、和歌山市の和歌山城公園前に第一勧業銀行の和歌山支店がありましたから、両親が預金通帳を保管して、和歌山支店で仕送額を預金通帳で入金し、私が、本郷支店のCDを利用してマネーカード(キャッシュカードは、銀行により、さまざまな呼称がありました)で引出すということにしました。手数料はいりませんし、すぐにつきます。
 6畳1間の下宿で、トイレ、洗面所は共同、風呂は近くの銭湯でした。
 ただ、仕送額を8万円にアップしてもらい、すぐに仕送り額を10万円にアップしてもらいました。司法試験等の勉強をするのに、本代が結構かかります。
 授業料は別です。ただ、1か月3000円、半年に1回1万8000円を納付するだけですから大したことはありません。

 父親が和歌山県庁勤務の地方公務員、母親が専業主婦(和歌山家庭裁判所の事務官をしていましたが、私が生まれるのと同時に退職しています)でしたから、大学に通学していたころ、父親が次長や部長の職にあったのですが、結構、経済的に無理してもらっていたようです。
 あとで年収を聞いて、あまりの安さにびっくりした経験があります。申し訳なかったですね。
 父親が県庁を依願退職し、農協の関連団体に天下りしたときの最後の年の前年の給与より、私が9年目の判事補としてもらっていた報酬の方が高かった記憶があります。

 PayPayで送金できるようになったからといって、目新しいことはありません。
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