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雑記帳

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誤嚥性肺炎

 嚥下性肺炎・誤嚥性肺炎での死亡は多いです。

 厚生労働省の人口動態統計によりますと、肺炎は、がん、心疾患、老衰、脳血管疾患に続き、死因の第4位を占めています。
 特に、体力や免疫力が全般的に落ちている高齢者は、命にかかわる危険性が高くなります。

 脳卒中の後遺症などで、嚥下がうまくいかなくなると、誤って気管や気管支に入ってしまう「誤嚥」をおこしやすくなります。水分だけでなく食物も、胃ではなく、気管支に食べ物がはいっていることもあります。

 体の抵抗力が落ちている時に、唾液に含まれる細菌や、食物が気管や気管支に入り、細菌感染して発症するのが、「嚥下性肺炎」「誤嚥性肺炎」です。
 酸素を摂取する部位と、食物を摂取する部位が、同じ「口」というのが根本的な問題のようです。
 ただ、誤嚥性肺炎で死亡するくらい長く生きられれば、悪くはないかと考えるのも一方法です。


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