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雑記帳

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国際婦人年

 国際婦人年(国際女性デー)は、国連で昭和50年3月8日に提唱され、昭和52年の国連総会で議決されました。

 毎年3月8日が、女性の地位向上、女性差別の払拭等を目指す国際的な連帯と統一行動の日とされていて、日本では、男女共同参画担当大臣が、国際女性の日に寄せてメッセージを発出しています。

 英誌エコノミストは経済協力開発機構(OECD)に加盟する38カ国のうち29カ国を対象に、令和5年の「女性の働きやすさ」を比較しました。
 総合ランキングで日本は令和4年よりも一つ順位を上げましたが、29カ国中27位にとどまっています。
 毎年、韓国がどん尻で、日本がブービーなのですが、昨年は、トルコが落ちてきて、日本は1つ上がりました。

 項目別で見ると、女性管理職の割合では、日本は14.6%と最下位でした。
 日本は女性役員の割合(OECD平均33%)は18%で、下から3番目でした。平均賃金を比べると、女性が男性より21.3%少なく、下から3番目でした。

 ただ、司法界をみると、裁判官、書記官の女性の進出は目をみはるものがありますし、女性検事も増えています。
 日弁連にも女性会長が誕生しました。


 もっとも、令和4年の日本人の平均寿命は男性が81.05歳、女性が87.09歳で、6年間女性が長生きします。
 また、令和4年の日本人の自殺者を見ると、男性の自殺者は1万4746人で、女性(7135人)の約2.07倍です。自殺率(人口10万人当たりの自殺者数)に直すと、男性は24.3人で、女性(11.1人)の約2.19倍となります。
 どちらが幸せなのでしょうか。
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