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雑記帳

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クレジットカードの不正利用

 私は、メインの同じクレジットカードの番号を4回変えさせられた経験があります。
 クレジットカードが悪用されたからです。

 現在、クレジットカード会社は、クレジットカード保有者の通常の使用履歴とかけ離れたクレジットカードの請求が来ると、AIが検知するシステムを備えています。

 1回目から3回目は、まず、カード会社から電話があり、「この取引に覚えがありますか」と聞かれ、「ない」と答えると、「カード情報が漏洩しているようですから、現在のクレジットカードの利用を停止させていただきます」「新しいカードは1週間から10日でつきます。ご迷惑をおかけします」という内容でした。

 4回目は、クレジットカードが突然使えなくなり、カード会社に電話すると「AIが不審な取引を検知したのでカードの取引を停止しました」、「この取引に覚えがありますか」と聞かれ、知らないと答えると、「カード情報が漏洩しているので現在のカードは無効になります」、私が「いつ新しいカードがつきますか」と聞くと「1週間から10日です」で終わりです。
 不正利用があったことを確認してからカード取引を停止するのが当たり前の話で、顧客に何の前触れもなくカード取引を停止して、顧客から電話を掛けさせるというのは最悪です。固定電話は解約の届出を忘れていましたが、届け出ている携帯電話は約二十年かわっていませんが、通信履歴にカード会社の着信はありませんでした。

 現金を十分持たず、他のカードも持たず、レストランで飲食して、支払いの段になってカードが使えなくなったらどうするのかという疑問がありますよね。無銭飲食と疑われてしまいます。

 どこからカード情報がもれたのかはわかりません。
 フィッシングメールに引っかかっていないのは間違いありません。フィッシングメールに引っかかったのでは、カード会社の保険による填補が受けられなくなる可能性があることは、職業上知っていますから、そう簡単には騙されません。

 クレジットカードのデータが、どこかから漏れたのでしょう。
 通常クレジットカードには、16桁(4桁+4桁+4桁+4桁)の番号が記載されていて、有効期限が「月」(2桁)/「年」(下2桁)が記載されています。
 カードの裏には「セキュリティコード」が記載されています。
 クレジットカードの番号と有効期限と名義人の情報があれば、物品やサービスの購入ができます。

 店舗やレストランでカードを使う場合は、カードを挿入するだけで終わりという機械もありますし、暗証番号の入力を求めてくる機会もあります。暗証番号の入力を求めない機械も増えてきましたね。タッチ決済のできるカードは暗証番号は不要です。

 インターネットで購入する場合は、16桁の番号と有効期限を入力し、セキュリティコード(PIN)を入力すれば終わりですが、PINが必要でないサイトもあります。

 どこから情報が漏洩したかと聞かれても、わからないとしか言いようがありません。
 もちろん、保険で支払われて私に金銭的な損はありませんが、クレジットカードの番号が変わることから、そのクレジットカードで決済している支払先に、カード情報の更新をとらなければなりません。

 ホームページのサーバー会社、メールのプロバイダ、スマートフォンの契約会社に連絡しなければなりません。

 ホームページのサーバー会社、メールのプロバイダは、引き落とせなかった段階で、とりあえずコンビニや郵便局で振込む用紙を送ってくることは経験済みですから、コンビニや郵便局で支払いながら、ゆっくり、クレジットカードの更新手続きを取れることは経験済みです。

 スマートフォンの契約が問題でした。
 私が使っているのは、メインのNTTDocomoのAhamoと、サブの関西電力系のmineoです。
 mineoはクレジットカードのみ利用可で、スマートフォンからオンラインで手続きをしなければなりません。比較的簡単に、他のクレジットカードに変更できました。できなくても、持参すれば、無料でやってくれていたはずです。
 問題はAhamoでした。
 オンラインでしか支払い方法の変更手続きができないと明記されています。
 大阪駅のグランフロント内にあるDocomoの店舗に持ち込んだら3300円の事務手数料をとられてしまいます。
 悪戦苦闘の上、支払い方法の変更がオンラインでできました。Ahamoは銀行口座振替でもできますから、他のクレジットカードに変えるのではなく(4度あることは5度ある可能性があります)、不正利用に備えて、銀行口座振替に変更しました。
 今になって思うと、手数を考えると、最初から3300円支払っておけば楽でしたね。

 私のコンピュータ使用歴は、裁判官時代の昭和59年(1984年)からですが、まだまだです。

 あと、海外旅行のホテルの予約には、ノーショー対策として、クレジットカードで引き落とせるように、クレジットカードの情報が必要です。あるいは、agodaのように、キャンセル不可となった時点で引落としをする業者もあります。
 引き落としがなされず宿泊できなかったり、キャンセルされたらかないませんから、前もって、クレジットカードの情報の変更しなければなりません。
 これも、数が多かったので、結構手数がかかりました。
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