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雑記帳

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大学生の就活解禁、初任給引上げで人材確保へ

 令和4年の大卒社会人の初任給は、男女計の平均額が22万8500円でした。
 男女別で見ると、男性が22万9700円、女性が22万7200円です。
 高卒社会人の初任給と比較すると、大卒社会人の初任給は男女ともに月給で4万円近く高いとされています。

 令和7年春に卒業予定の大学生の就職活動が、令和6年3月1日、解禁されました。
 人手不足によって今年も学生優位の「売り手市場」で選考の早期化も進んでいます。
 令和6年の春闘では、早期の賃上げで妥結する企業が相次いでいて、初任給引き上げといった処遇の改善で人材の確保を目指しています。

 人材を確保するため、初任給を引き上げる動きが相次いでいます。
 みずほフィナンシャルグループは、傘下のみずほ銀行で、令和6年春入社の初任給を5万5000円引き上げ26万円にしました。
 担当者は「初任給は就職先を決める重要な要素の一つだ」と言い切ります。
 鹿島建設は、3年連続で初任給を引き上げており、令和6年度は最大の引き上げ幅になります。
 民間調査機関の労務行政研究所の調べによると、令和5年度に初任給を引上げた東証プライム上場企業は7割に上り、令和6年度も高い水準が見込まれます。

 ちなみに、「初任給25万円」のほか、「転居なし」「完全週休2日制」といったことを協調した企業が目立つそうです。
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