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雑記帳

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韓国・梨泰院の雑踏事故、ソウル警察トップを起訴

 令和4年10月29日の夜にソウルの繁華街・梨泰院でハロウィン時季の混雑の中で発生した群衆雪崩による事故150人以上が死亡するという事件が起きました。
 犠牲者には日本人もいます。
 なくなられたかたには、こころからお悔やみもうしあげます。

 ソウル警察庁の金光浩長官が、雑踏事故をめぐり起訴されたそうです。
 金長官は業務上過失致死傷の罪に問われています。

 事故の起きた令和4年10月29日の警察への通報の記録によれば、事態が悪化する4時間前には市民から過密状態に関する複数の通報があったそうです。
 警官4人が梨泰院に派遣されたものの、多くの人々がすでに道路にあふれ、人数が多いことから人々は身動きが取れなくなったそうです。

 ソウル警察庁の金光浩長官といえば、日本でいえば、警視庁長官クラスになるのでしょうか。
 日本ならあり得ませんね。

 日本で参考になるのは、平成13年7月21日に兵庫県明石市で発生した群衆事故です。
る。
 子どもら11人が死亡、247人が負傷しました。
 不十分な警備が問題化し、刑事裁判で明石署元地域官ら5人が有罪となっています。
 強制起訴された元副署長は、公訴時効が成立しているとして実質無罪の免訴判決を受けています。

 日本の方が常識的ですね。
 注意義務違反のないところに業務上過失致死罪は成立しません。
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