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2024年バックナンバー

雑記帳

韓国で医師らが事実上「スト」の影響7つの病院で受け入れ拒否「たらい回し」も

 韓国政府が、医師不足解消を目的に発表した医学部の定員を増やす計画を巡り、令和6年2月から、研修医の大規模ストライキをしているそうです。
 これまでに国内研修医全体の3分の2以上が参加していて、大病院の救急治療室が患者の受け入れを拒否したり、手術やその他の処置が中止・延期になるなど影響が広がっているそうです。

 政府と医師が対立するなか、韓国の新聞には「慶尚南道で呼吸困難の1歳の患者を搬送する際、自宅近くの3つの病院から「人員不足」などを理由に受け入れを拒否され、およそ3時間後に65キロ離れた病院に搬送された」「大田市で意識不明の80代の患者の受け入れ先探しに時間が掛かった結果、搬送中に心停止に陥り、病院到着後に死亡が確認された」などとの報道がなされているそうです。

 「医療関連データの国際比較-OECD Health Statistics 2019-」によりますと、日本の医師数は、人口1000人あたり2.4人という結果が出ています。OECDの平均は、人口1000人当たりの医師数は3.5人ですから、少ないですね。
 同じ統計で、韓国で人口1000人当たりの医師数は2.3人だったそうです。
 現在、韓国では、1000人当たりの医師数は2.4人になっているそうです。
 日本も韓国も最低レベルだそうです。

 日本の医師の既得権益の保持にかける情熱はすごいですね。
 それに比べて、弁護士は、既得権益に執着がなさすぎて、食べるにも困っている弁護士さんが増えています。

 ただ、日本で、医師がストライキということは想像できません。
 鉄道や航空会社のストライキは命に関わりませんが、医師のストライキは、命に直結します。

 韓国には「人命より自分達の既得権益が重要」と考えている医師がいるってことになります。
 恐い国です。

 なお、韓国では、研修医の大規模ストライキを受け、医師が通常行う医療処置の一部を看護師が代行することを認め、法的に保護すると表明したそうです。
 それはそれで怖いですが・・・


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