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雑記帳

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松本人志さんが週刊文春を名誉毀損で提訴・勝訴なら損害賠償は過去最高額級

 ダウンタウンの松本人志氏の性加害疑惑が世間を賑わしています。
 この問題は、令和5年の年末の「週刊文春」による「松本人志と恐怖の一夜」と題した特集から始まりました。

 松本人志氏は芸能活動を休止することを宣言し、さらに、週刊文春に対し名誉毀損を理由に損害賠償を求める訴訟を提起しています。

 名誉毀損を理由とする慰謝料は、通常、100万円から200万円程度になることが多く、加害者への制裁となるような高額な賠償が認められていないのが実情です。

 もっとも、松本人志氏は7本のレギュラー番組などを抱えていたわけですから慰謝料だけでなく、今回の記事によって、番組やCMの出演を取りやめざるを得なくなったとして多額の逸失利益なども請求しているでしょう。

 松本人志氏が芸能活動を休止することにした理由も、億単位、あるいは、それ以上にもなりうる逸失利益を文藝春秋社に支払わせようと意図があるとする識者もいます。

 これまでは、週刊誌などが、芸能人のスキャンダルを書い、結局、スキャンダルが嘘であっても、慰謝料はわずかなもので、「書いた者勝ち」となることが多かったのですが、松本人志氏が芸能活動を休止し、逸失利益を請求するという作戦に出たことは、文藝春秋社にもしっかりと賠償してもらい、「書いた者勝ち」となる現状を打破しようとの意図があるとも考えられます。

 この裁判で文春の責任が認められるか否かは、記事の内容が真実であるか否か、また、記事にした内容を真実だと信じるのが相当といえる程度に週刊文春側が取材を尽くしたといえるか否かによることになります。

 この事実関係を明らかにするために、松本人志氏本人、性被害を受けたと主張している女性、松本人志氏と共にいたとされる芸人の方々ら相当多くの方が、証人として裁判所て供述することになると思います。

 なお、現時点において、真相は不明としかいいようがなく、松本人志氏は芸能活動を休止は、週刊文春の記事が正しかったからという可能性も十分あります。
 その場合は、実質的な「引退」かと思います。
 もう十分稼ぎきっているでしょうし、相方は、MCだけで十分稼いでいけます。
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