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雑記帳

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能登半島地震

 令和6年1月1日16時10分(JST)に、日本の石川県能登半島にある鳳珠郡穴水町の北東42kmを震央として、マグニチュード7.6、最大震度震度7の地震が発生しました。

 犠牲になられた方のご冥福をお祈りするとともに、行方不明者の一日も早い救出、避難者の安全を祈念しております。

 私は、ニュージーランドのクイーンズタウンにいて、大晦日、13時間かかったミルフォードサウンドの1日ツアーに参加し、ワカティプ湖の新年の花火を見ていて、ホテルで1日休んでいて、翌朝7時20分発のバスにねるために、早い目に寝かけていたところ発生したようです(現地時間20時10分)。
 地震のニュースを知ったのは、翌朝、マウントクックに行くバスに乗っている途中で、トイレ休憩のときに、バスのドライバーから教えられ、スマートフォンを見て知りました。

 石川県に知り合いはいません。
 石川県に行ったのは、仕事で、福井地方裁判所が第一審の事件で、名古屋高等裁判所金沢支部に10回近くいったほか、観光でも、個人でサンダーバードで旅行したほか、白川郷と抱き合わせのバスツアーに参加して訪れたことがあるくらいで、金沢以外は全くいったことがありません。

 石川県は、加賀国だけ、というより、金沢だけのイメージでしたが、能登国も含まれているのですね。
 北陸電力志賀原子力発電所も、能登半島地震で知りました。
 原子力発電所があるくらいですから、過疎地域なんでしょうね。
 また、道路が寸断されて、救出困難というということですから、森喜朗元首相のお膝元とはいえ、インフラが整っていないのでしょう。

 私の出身地である和歌山県も、紀南は相当過疎地ですが、和歌山市から新宮市まで、高速道路と自動車専用道路で結ばれる見込みです。
 民主党時代には、高速道路は白浜までで打ち切りという方針だったのですが、自民党が与党に返り咲き、二階元幹事長のお膝元(和歌山3区)ということもあり、高速道路と自動車専用道路の建設が進められ、もう、いつ引退していただいても、和歌山市から新宮市まで、高速道路と自動車専用道路で結ばれることは確定です。
 令和7年春には、和歌山市と串本町間の高速道路と自動車専用道路の全面供用が開始され、唯一残っている串本町・太地町間の自動車専用道路も、令和3年から工事が始まっています。

 なお、なぜ、利用する人がほとんどいないところに高速道路と自動車専用道路が必要かという疑問点については、南海トラフ地震や大きな台風が襲ってきたとき、海沿いを走る国道が寸断される危険がある、また、南海トラフ地震による津波により国道が壊滅し寸断されるから、小高いところに高速道路と自動車専用道路が必要であるという理屈でした。
 まさに、能登半島地震において、正しさが証明されたことになります。

 紀南では、南海トラフ地震にそなえて、海岸寄りから、小高い山の方へと住居や商業施設の移転が進んでいます。
 ちなみに、和歌山県には、南海トラフ地震の恐れもあり、原子力発電所も皆無です。というか、近畿地方に原子力発電自体がありませんね。

 といっても、南海トラフ地震が起きれば、人口で割った最大の被害県は、和歌山県と高知県でしょう。地震発生から津波がくるまで時間がありません。

 日本は地震国ですから、いつどこに大きな地震がおきるかわかりません。
 お互いに助け合わなければなりません。
 和歌山県からも、能登半島地震の被災地で医療活動にあたるため、和歌山労災病院など県内2つの病院から災害派遣医療チーム「DMAT」が活躍しているほか、 県営住宅22戸の提供と、4市町から、県営住宅、市営住宅、町営住宅提供の申出をしています。
 夏の暑さを我慢してもらえれば、快適な暮らしができるかと思います。
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