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2023年バックナンバー

雑記帳

日本がラグビーが「ティア1」に

 W杯ラグビーが行われています。

 ラグビーの国際統括団体「ワールドラグビー」は令和5年5月11日に理事会を開き、定款の一部を改訂し日本を最上位の「ハイパフォーマンス・ユニオン」に位置付けることを決定した。
 従来は欧州6カ国対抗を戦うイングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズ、フランス、イタリアと、南半球4カ国対抗を戦うニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア、アルゼンチンの10カ国が最上位の「ティア1」と位置付けられてきました。
 「ティア1」は国際試合のマッチメークなどで日本を含めた第2グループよりも優先的な位置を占めると同時に、世界ラグビーの方向性を協議する理事会での投票権も他国よりも多い3票を持っています。
 「ティア1」の枠組みは「ハイパフォーマンス・ユニオン」に再編され、日本はこれまで以上に上位国との対戦機会が増えることが期待され。 
現在ティア2とされる日本がティア1に昇格すれば、アジアでは初めてのことです。

 現在、ティア1に格付けされているのは、シックスネーションズ(イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス、イタリア)とSANZAAR(南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチン)の10か国で、日本は11番目となります。

 日本は平成27年のワールドカップで当時世界ランキング3位だった南アフリカを破るという歴史的快挙を成し遂げ、令和元年のワールドカップではアイルランド、スコットランドといった伝統国を倒して初のベスト8入りを果たすなど、その実力はいまや世界から認められています。

 ただ、世界の壁は厚いですね。


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