2023年バックナンバー
雑記帳
差別
日本で差別としては、「国籍差別」「男女差別」「出自差別」「障がい者差別」があるといわれています。
アメリカと違って、あまり「人種差別」が問題になることはありません。
出自は、わかりにくいですが、「でどころ。うまれ。出所」「文化人類学で、個人が生まれた時から認識される系譜関係。血縁」といわれます。
日本で「出自差別」としては「部落差別」があります。
「国籍」「男女」「出自」については、本人の責任は全くありません。「障がい」については、本人の責任があることもありますし、ないこともあります。
自分自信の努力があっても、どうしようもないことについての「差別」は厳禁です。
立憲民主党に有田芳生という参議院議員(落選)がいました。
少し前のことになりますが、有田前議員は、平成29年7月14日、言論ニュースサイト「リテラ」に寄稿し、「複数の議員がツイッターで戸籍提出に賛同する意見を表明した」ことを「蓮舫代表に個人情報の開示を求めるのは、出自による差別を禁止している憲法第14条や人種差別撤廃条約の趣旨に反する差別そのものである」と指摘しています。
公党の代表者が二重国籍でいいのかどうかはともかく、これだけなら、他の人も述べています。
しかし、有田前議員には、暗い「過去」がありました。
週刊朝日に、橋下徹氏についての記事が掲載されたことがあります。
佐野眞一『ハシシタ 救世主か衆愚の王か』(週刊朝日)という記事です。橋下氏の父が大阪府八尾市の同和地区出身であるという情報を掲載し、DNAや先祖を理由として人格を否定した記述を掲載したとされています。
橋下氏は、週刊朝日を発行する朝日新聞出版と佐野氏を提訴し、平成27年2月、橋下氏の主張を認める形で和解が成立しています。
有田前議員は「佐野眞一「ハシシタ 救世主か衆愚の王か」(週刊朝日)がすこぶる面白い。レイアウトも週刊誌界の常識を破る斬新さ。取材スタッフに今西憲之さん、村岡正浩さんと最強コンビ。橋下市長は朝日新聞の取材をさっそく拒否。佐野さんの戦術にまんまとはまってしまったのは、その性格を知らない無謀反応だ」(2012年Oct17日 12:51)というツィートをしているようです。
露骨な「部落差別」ですね。
橋下氏は、自分の出自が週刊朝日に報じられた際には有田議員が「面白い」と言っていたと指摘し、「自分の嫌いな相手なら面白く、自分の所属する党の代表なら人権問題にするのか」として、有田議員の姿勢を「ダブルスタンダード」と激しく批判しています。
「有田は自分が嫌いな相手(僕)の出自が公になることは面白く、自分の所属する党の代表の、ちょっとした戸籍情報が開示されることはプライバシー侵害になり、人権問題にもなるから許されないと言うんだ」とまで指摘しました。
それでも怒りが収まらないのか、自身のツイッターで「戸籍の開示は差別助長に繋がる!だって? 自称人権派は恥ずかしげもなくよく言うよな。俺は出自について散々報じられたけど、自称人権派は誰もその報道を批判しなかった。あの報道に比べれば蓮舫さんの戸籍開示なんてどうってことないこと」と投稿したそうです。
なお、現在の戸籍の出生欄には、出生地について「○○市」としか書いていません。
昔は、「○○市○○丁目○番○号」と記載されていました。
現在は、出産は病院でというのがあたりまえになっていますが、その昔は、産婆さんが自宅で取り上げることが多かったのです。
現在の戸籍の一部を省略しても、前の戸籍をたどれば住所がわかりますから、あまり意味がないと言えば意味がありません。
アメリカと違って、あまり「人種差別」が問題になることはありません。
出自は、わかりにくいですが、「でどころ。うまれ。出所」「文化人類学で、個人が生まれた時から認識される系譜関係。血縁」といわれます。
日本で「出自差別」としては「部落差別」があります。
「国籍」「男女」「出自」については、本人の責任は全くありません。「障がい」については、本人の責任があることもありますし、ないこともあります。
自分自信の努力があっても、どうしようもないことについての「差別」は厳禁です。
立憲民主党に有田芳生という参議院議員(落選)がいました。
少し前のことになりますが、有田前議員は、平成29年7月14日、言論ニュースサイト「リテラ」に寄稿し、「複数の議員がツイッターで戸籍提出に賛同する意見を表明した」ことを「蓮舫代表に個人情報の開示を求めるのは、出自による差別を禁止している憲法第14条や人種差別撤廃条約の趣旨に反する差別そのものである」と指摘しています。
公党の代表者が二重国籍でいいのかどうかはともかく、これだけなら、他の人も述べています。
しかし、有田前議員には、暗い「過去」がありました。
週刊朝日に、橋下徹氏についての記事が掲載されたことがあります。
佐野眞一『ハシシタ 救世主か衆愚の王か』(週刊朝日)という記事です。橋下氏の父が大阪府八尾市の同和地区出身であるという情報を掲載し、DNAや先祖を理由として人格を否定した記述を掲載したとされています。
橋下氏は、週刊朝日を発行する朝日新聞出版と佐野氏を提訴し、平成27年2月、橋下氏の主張を認める形で和解が成立しています。
有田前議員は「佐野眞一「ハシシタ 救世主か衆愚の王か」(週刊朝日)がすこぶる面白い。レイアウトも週刊誌界の常識を破る斬新さ。取材スタッフに今西憲之さん、村岡正浩さんと最強コンビ。橋下市長は朝日新聞の取材をさっそく拒否。佐野さんの戦術にまんまとはまってしまったのは、その性格を知らない無謀反応だ」(2012年Oct17日 12:51)というツィートをしているようです。
露骨な「部落差別」ですね。
橋下氏は、自分の出自が週刊朝日に報じられた際には有田議員が「面白い」と言っていたと指摘し、「自分の嫌いな相手なら面白く、自分の所属する党の代表なら人権問題にするのか」として、有田議員の姿勢を「ダブルスタンダード」と激しく批判しています。
「有田は自分が嫌いな相手(僕)の出自が公になることは面白く、自分の所属する党の代表の、ちょっとした戸籍情報が開示されることはプライバシー侵害になり、人権問題にもなるから許されないと言うんだ」とまで指摘しました。
それでも怒りが収まらないのか、自身のツイッターで「戸籍の開示は差別助長に繋がる!だって? 自称人権派は恥ずかしげもなくよく言うよな。俺は出自について散々報じられたけど、自称人権派は誰もその報道を批判しなかった。あの報道に比べれば蓮舫さんの戸籍開示なんてどうってことないこと」と投稿したそうです。
なお、現在の戸籍の出生欄には、出生地について「○○市」としか書いていません。
昔は、「○○市○○丁目○番○号」と記載されていました。
現在は、出産は病院でというのがあたりまえになっていますが、その昔は、産婆さんが自宅で取り上げることが多かったのです。
現在の戸籍の一部を省略しても、前の戸籍をたどれば住所がわかりますから、あまり意味がないと言えば意味がありません。