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2023年バックナンバー

雑記帳

岸田首相のウクライナ訪問

 令和5年3月21日、岸田首相がウクライナに訪問しているというニュース速報が出ました。
 同じ時期には、中国の習近平国家主席がモスクワを訪問し、プーチン大統領と首脳会談を行っています。

 岸田首相は、インド訪問の後、ポーランドからウクライナに入り、ウクライナのゼレンスキー大統領と首脳会談を行っています。
 日本ウクライナ首脳会談の場所はキーウですが、ロシアによる虐殺場所であるブチャを訪問したもいいですね。

 日本国内では広島の「必勝しゃもじ」を岸田首相がお土産にもっていったことが国会などで議論されていますが、首相が外国を訪問するとき、地元のお土産を持参するのは通例ですし、ロシアがウクライナ領土から撤退しない以上「停戦」はありえないわけですから、「停戦」による平和をもたらすため、「必勝」で問題はないでしょう。
 「平和」「平和」とお題目を唱えていたのでは、武力侵略による領土拡張をみとめてしまうことになりかねません。ニセの「平和」でしょう。
 日清、日露戦争の時に、広島で「しゃもじ」を奉納したのがはじまりだそうですが、ついでに「正露丸」(征露丸)をあわせてもっていってもよさそうなものです。

イギリスのBBCは、虐殺が行われたキーウ近郊のブチャで献花する岸田首相と、クレムリンで戦争犯罪人のレッテルを張られたプーチン大統領と習近平主席が会談する写真を合わせて報道していて、今回の岸田首相のウクライナ訪問がいいタイミングであったことを報じています。
 しゃもじを「spoon」と訳していました。でかいスプーンですね。

 ちょうど、習近平主席がロシアに訪問しているときなので、ロシアもうかつに軍事行動を起こせないという意味で、岸田首相の不測の事態の確率も少なくできたのでしょう。

 習近平主席とプーチン大統領と対照的で、「自由主義・民主主義」対「専制主義」、いい対比です。


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