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2023年バックナンバー

雑記帳

時代とともに変化する差別用語

 ケーブルテレビなどで、古いアニメが映画が放映されていることがあります。
 白土三平の「サスケ」(全29話・放映期間昭和43年9月3日から昭和44年3月25日)がテレビで放映されていました。
 ところどころに「ピー」という音が入ります。
 古いアニメやドラマでは、同じように「ピー」がはいるものと、全くの無音になるものがあります。
 当時は「差別用語」として禁止はされていなかったので放送されたのでしょうが、現時点では「差別用語」で禁止となっているのでしょう。
 そういえば、加藤剛主演の「砂の器」(昭和49年。松竹)」のテレビ放送も、全くの無音になる部分がありました。

 といいますか、再放送されなくなった漫画やドラマなどの番組が多くあるようです。また、特定の回だけが、再放送されないということもあるようです。

 また、本来の小説には、実在する名称が用いられているため、現在の文庫本では伏せ字になっているものもあるそうです。たとえば、横溝正史の「本陣殺人事件」は実在の村名が使われていたそうです。

 あと、本題とは関係しませんが、名前つながりで傑作なのが、ポルノ小説で、架空の「女子大学」「女子短大」の名前を記載したつもりが、実在している学校があり、猛烈な抗議を受けて謝罪広告を出している例がありました。
 今なら、インターネットで検索できるんでしょうが・・

 フィクションで、最も無難な大学名は「東都大学」でしょうね。あまりに有名すぎて、誰も自分の学校の名前にしようとは考えません。
 ちなみに「浪速大学」は「大阪府立大学」の旧称(昭和30年改称)です。
 「白い巨塔」にも出てきますね。
 大阪府立大学には医学部はなく、大阪大学を想定しているそうです。
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