2023年バックナンバー
雑記帳
所長?署長?
裁判、消防、警察、税務、児童相談のあとに、「所」あるいは「署」がつき、その責任者は「所長」あるいは「署長」です。
どれに「所」がつき、どれに「署」がつくかご存じですか。
裁判所・裁判所長・裁判所所長
消防署・消防署長・消防署署長
警察署・警察署長・警察署署長
税務署・税務署長・税務署署長
児童相談所・児童相談所長・児童相談所所長
というのが正解です。
昔は、結構悩んだという人もおられるのではないでしょうか。
今なら、IMEが賢いですから、少なくともパソコンで入力する限り、「正解」がでてきます。
その昔、現在のIMEに該当するFEPが賢くなかったために、「裁判所長」「裁判署長」の順番に表示され、「裁判」を確定すると、「所長」「署長」と出てきました。
その昔見た書面で、裁判所長「所長」でも「署長」でもなく、別の漢字の表現でびっくりしたことがあります。
打つ人は、ろくにチェックしなかったのでしょうね。
「裁判所長」と表示され、「裁判」を確定させ、変換キーを押して「署長」にしてもしっくりこない、やはり「所長」だ、「しょちょう」は「所長」か「署長」しかないから、もう一つが正解だと、変換キーを押したのでしょう。
「しょちょう」は「所長」か「署長」しかないというのが、「誤った思いこみ」です。
実は、全くの関係のない「もう一つだけ」「しょちょう」があります。
先入観とは怖いものです。
葉書ではなく、また、宛名書き封筒ではなくて本文中でしたから、第三者に見られないだけ「まし」だったかもしれません。