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2023年バックナンバー

雑記帳

野球はクレージーなゲーム?

 日本では、野球が結構ポピュラーなスポーツです。
 昔は、子供に将来の夢を聞くと、「野球選手になりたい」と答える子供が多かったようですが、「サッカー選手になりたい」と答える子供が多数になっています。

 ただ、ドイツ人などヨーロッパ人の目からすると「野球」は「不合理なゲーム」に見えるようです。
 理由を聞くと、案外単純なものです。
 通常の「ボールゲーム」は、選手がボールを追いかけていきます。
 サッカー、ラグビー、バスケットボール、アメリカンフットボール、ハンドボール、ゴルフもそうですね。

 野球は違います。
 バッターは、フェアを打つと、ボールと全く関係のない一塁ベースをめがけて走っていきます。守る方は、ボールを追いますが・・
 そのように考えていくと、ボールを追いかけず、「あさって」の方向に走るボールゲームは、非常に珍しい部類に入ります。
 野球の他、その原型とも言われるクリケットぐらいではないでしょうか。

 もっとも、ドイツ人はボールゲームというと、1、2にサッカー、3、4がなくて、5にサッカーと、ごく単純に考えているのかも知れません。
 ドイツのテレビ中継といえばサッカーだけが突出しています。冬場のみスキー競技を放送しています。

 サッカーの他、野球あり、ゴルフあり、バレーボールあり、バスケットボールあり、卓球あり、ラグビーあり、アメリカンフットボールあり、日本ほど、ボールゲームが日常的にテレビで放送されている国はないのではと思ってしまいます。


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