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2023年バックナンバー

雑記帳

日本銀行 大規模緩和維持 長期金利の上限「0.5%程度」で据置き

 日本銀行は、令和5年1月17日と18日に開いた金融政策決定会合により、これまでの金融緩和策を維持し、長期金利の上限は引き上げず、0.5%程度のまま据え置くことを決めました。

 日本銀行は、令和4年12月、長期金利の変動幅の上限を0.5%程度に引上げ、事実上の利上げに踏切りましたので、今回の金融政策決定会合において、日本銀行銀が本格的な利上げへの動きを強めるのではとの観測がなされていました。

 令和5年2月に金融政策決定会合は開催されず、後任総裁が決定しますから、黒田総裁の任期中の事実上の利上げはなくなりました。

 後任の日本銀行総裁が就任してから、利上げに踏切るかどうか決することになります。

 東京外国為替市場では円相場が、1ドル=128円台から130円台半ばまで一気に2円近く円安にふれました。

 ただ、1ドル=151円の時ならともかく、インフレ懸念のために利上げに踏切る必然性はなくなったかと、個人的には思っています。
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