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2023年バックナンバー

雑記帳

曜日

 外国旅行をしたとします。
 絵柄が気に入ったので、一瞬、買おうかなと思うときがあります。
 しかし、買いません。

 外国のカレンダーは、祝日が違いますから、使い物にはなりません。
 例えば、ドイツカレンダーを見ていると、以下に日本の祝日が多いかということがわかります。

 月の名は「一月」「二月」「三月」「四月」「五月」「六月」「七月」「八月」「九月」「十月」「十一月」「十二月」と、これは、中国、日本、韓国も同じようです。
 もっとも、韓国は、漢字は使わないようです。

 日本には「睦月」「如月」「弥生」「卯月」「皐月」「水無月」「文月」「葉月」「長月」「神無月」「霜月」「師走」という呼び名もありますが、あまり利用されていません。
 「神無月」は、出雲地方では「神有月」と呼ぶそうですから、中国由来ではありません。

 英語では「JANUARY」「FEBRUARY」「MARCH」「APRIL」「MAY」「JUNE」「JULY」「AUGUST」「SEPTEMBER」「OCTOBER」「NOVEMBER」「DECEMBER」で、数字ではありません。
 書くときは「21.Apr.2019」のほか「21.4.2019」とも書きます。

 曜日について、日本は「日曜日」「月曜日」「火曜日」「水曜日」「木曜日」「金曜日」「土曜日」ですね。曜日のはじめは、日曜日です。
 英語では「Monday」「Tuesday」「Wednesday」「Thursday」「Friday」「Saturday「Sunday」となります。曜日のはじめは月曜です。神様が月曜日から土曜日まで一生懸命働いて、地球の生物をつくって、日曜日は安息日ということになります。

  ちなみに、中国では、月曜=「星期一」、火曜=「星期二」、水曜=「星期三」木曜=「星期四」、金曜=「星期五」、土曜=「星期六」、日曜=「星期七」「星期日」と記載されています。曜日のはじめは英語と同じです。

 これを、日本流に考えると大変です。「何月何日」に併記されていればよいのですが、何曜日と何曜日に催行というツアーなど間違えると大事になります。
 「日月火水木金土」は、五行思想(古代中国に端を発する自然哲学の思想で、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説)ではなく、日本流の翻訳と考えられているという説があります。

 異説もあります。

 We would have to go back to 18 century Japan in order to know why the names of the days translate like 月火水木金土日. At the time, western culture has been flooding into Japan through Netherlands. The Japanese scholars weren't easily able to understand the Myths and the symbols because of cultural difference when they tried to translate it into Japanese. So they tried to the origins and came to know the names of the days are also used as the names of the planets. Consequently, it's exactly equivalent to the five natural elements(土 Earth, 水 water, 金 metal, 木 wood, 火 fire) of the sun and moon(日,月).
 These words were established since Meiji Restoration, and it came into Korea and settled without being filtered during the Japanese occpation.

 という解説がありました。
 日月火水木金土は、日本がオランダから「曜日」を輸入したときに日本人がつけて明治時代に確立したものという説です。
 もっとも、空海が中国からもたらしたという説もあります。
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