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雑記帳

阪神淡路大震災から27年経過

 阪神淡路大震災から27年経過したんですね。
 6434人の尊い命が犠牲になったとのこと、心よりご冥福をお祈りいたします。

 ほとんどの死者が兵庫県で死亡されました。

 兵庫県に限りますと、死者数:6402人(男性2713人、女性3680人、不明9人)、死亡時年齢は58.6歳です。
 うち65歳以上の割合49.6%で、70歳代(1268人)、60歳代(1217人)、80歳代以上(1074人)となっています。

 阪神淡路大震災の時、私は、現在の西宮市に転居する前でした。

 自宅でたたき起こされ、テレビを見ると、神戸の震度が表示されていません。神戸が震源か被害が大きいと直感して、神戸市北区の親戚に電話をかけました。地震直後のことですから、電話がつながり、家屋の損壊はすごいけれど、誰も怪我がなく無事との答えがあり、ほっとした記憶があります。

 ちなみに、私は、震災当日、阪神地区にそんな大きな被害がでていると知らずに、南海本線で大阪地方裁判所の口頭弁論期日に出かけました。

 相手方の弁護士と、法廷の前であったのですが、京阪電車で来たとのことでした。
 結局、裁判所職員から「今日法廷なんかできるわけない」「余震の危険があるから帰られた方がいいですよ」といわれ、双方とも、そのまま帰宅しました。

 あとで、テレビを見ると「壮絶」の一語でした。
 阪神高速が倒れたり、折れた阪神高速のところに半分自動車が残って停止していたり、ビルが横倒しになったり、大規模な火事になったり。
 記憶では、死者・行方不明者何人という報道はされていましたが、死者が搬送されているシーンは放送されていなかったように記憶しています。

 現在、私は、西宮市に転居していますが、当時の状況が嘘のように復興しています。ちなみに、自宅の土地の選定基準は、近所に老朽化建物が建っているということでした。

 見た目、復興はしたのですが、市債総額に占める震災関連の借入れの割合は、芦屋市、神戸市、西宮市、淡路市で高く、4市では、収入に対する借金返済額の割合を示す「実質公債費比率」も軒並み高くなっているそうです。

 話はかわわって、阪神・淡路大震災で被害を受けた中小企業向けに、兵庫県や神戸市などが実施した「災害復旧融資」の保証債務残高が、令和3年11月末時点で228件、15億1400万円に減少したとの報道がなされました。

 震災直後には約4万7000件、5400億円超に上っていたそうです。
 残高は1年前の令和2年11月末に比べて38件、1億9900万円減ったそうです。
 兵庫県県信用保証協会の話では、この1年で減少した約4分の3は、こつこつ返済した「完済」だったそうです。
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