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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

Lonely Planet



 コロナ前には、東京や京都だけではなく、大阪でも非アジア人の外国人旅行者をよくみかけるようになりました。 
 「Lonely Planet」を持って歩いている人が結構います。 

 「Lonely Planet」は、「地球の歩き方」の「元本」ともいわれています。「individual traveller」(個人旅行者)向けのガイドブックです。
 
「Lonely Planet guides are printed in Australia, and is one of the best known travel series in the World. Especially addressed towards the individual traveller.」「Lonely Planet travel guides explore countries, regions and cities in depth and for every budget, with reliable, easy to use maps, first-hand recommendations, well-researched background information and thorough, up-to-date coverage of all the sites - on and off the beaten track. There are more than 220 titles in this classic series covering nearly every country in the world.」となっています。

 日本語版は「紀伊国屋Book Web」 でも購入可能です。

 もちろん、日本人が、外国を旅行するとき、旅行する国の「Lonely Planet」を持参したのでは、日本人にあまり興味のない教会など宗教施設などを回らされかねませんから、「地球の歩き方」「わがまま歩き」などの、日本人向けのガイドブックを持参されることをお勧めします。

 なお「Lonely Planet」には、英語版だけではなく、日本語訳のされている国もあります。やはりキリスト教圏の本の訳文にすぎませんから、日本人にあまり興味のない教会などにつれていかれることになります。

 ただ「まあ、よく調べてるね」と思うくらい、小都市などについての詳しい記載もありますし(たとえば、和歌山市の「井出商店」というラーメン屋など)、正確な記載がなされています。

 日本人の86%が、神道と仏教の双方の信者である。日本人は、神道は「この世と暮らしの宗教」であり、仏教は「魂とあの世の宗教」であると言うと記載されています。本当でしょうか。

 マイノリティーとして「在日韓国人(Korean)」「アイヌ」「同和地区の人(原文は、もっと単刀直入です)」が同格で併記されていますが、同一レベルでしょうか。

 おもしろいところでは「Budget accommodation」(安宿)として、ユースホステルだけではなく、カプセルホテルの紹介もなされています。

 ちなみに、成田空港から都心までの交通手段として「If you're seriously desperate or have money to burn,taxis from Narita will run you about a cool 23,000yen」と記載されています。

 この点は、間違いないでしょう。「やけ」になったり「燃やすほどのお金」があるのならタクシーに乗ればいい。個人の自由ですから反対する必要はありません。

 ただ、荷物が多ければ、空港から最寄りのバスターミナルまでリムジンバスで行き、そこからタクシーに乗るのが賢明ということはいうまでもありません。
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