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雑記帳

五輪反対デモ

 令和4年1月9日、令和3年12月にNHK・BS1で放送した映画監督の河瀬直美氏らに密着したドキュメンタリー番組について、制作したNHK大阪拠点放送局は「字幕の一部に不確かな内容があった」と明らかにし、陳謝しました。

 河瀬氏の依頼で五輪反対を訴える市民らを取材していた別の映画監督に密着したシーンに登場する匿名の男性について、番組では「五輪反対デモに参加している」「お金をもらって動員されていると打ち明けた」とテロップで紹介しました。

 番組に登場した男性について、報酬をもらって五輪反対デモに参加していると字幕で説明しましたが、実際に男性がデモに参加した事実は確認していなかったとのことです。

 男性が撮影当時、「過去に(五輪以外の)複数のデモに参加したことがあり、金銭を受け取ったことがある」「今後、五輪反対デモにも参加しようと考えている」といった趣旨の発言をしていたことが判明したそうです。

 現実に、当該男性が、報酬をもらって五輪反対デモに参加したとの確認を取っていないとのことで、本当に、五輪反対デモに参加したのかどうかはわかりません。
 ただ、確認は取るべきだったでしょう。

 なお、当該男性が、報酬をもらって五輪反対デモに参加したとの確認をとれていないだけで、五輪反対デモに参加した人の中に、報酬をもらった人はいないということではありません。

 五輪反対デモは、コロナ禍でのオリンピック反対ということでしょうから、コロナによる感染を避けるべき「密」になるようなデモなどすべきではありません。

 五輪反対デモはわかりませんが、この手のデモには、報酬をもらって参加していることがあり得るというのが常識です。
 なぜ、報酬を支払って動員するのかという理由ですが、マスコミによる宣伝効果を狙っているのですね。

 宣伝費用という点からすると、報酬を支払って動員しても「割」があいます。

 なお、私などは、自分の身を危険にさらす、コロナ禍のデモなどは、最初から金で動員された参加者が混じっていて当然だと最初から思っていますから、デモ参加者の中に、金で動員された参加者がいると聞いても驚きません。
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