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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

韓国、台湾のデジタル担当相オードリー・タン講演を当日キャンセル

 韓国政府が、令和3年12月16日のオンライン会議にて、講演を要請していた台湾のデジタル担当相オードリー・タン氏に対し、開催日の朝になって一転して出席をキャンセルするようメールで求めていたことがわかりました。

 台湾外交部の説明によりますと、会議は、韓国の文在寅大統領が設けた「第四次工業革命委員会」が主催したものだったそうです。
 韓国側は、令和3年9月、タン氏に対し、「台湾のデジタル担当相」の肩書で、今月16日の「グローバル政策会議」で台湾のデジタル改革に関する講演の依頼をしました。

 タン氏は令和3年12月16日午後にオンラインで登壇する予定でしたが、当日午前7時50分になって、韓国側からタン氏の事務所にメールでキャンセルの申出があったとのことです。
 理由として「中台関係をめぐる様々な点を考慮した」と挙げていたそうです。

 台湾外交部は令和3年12月20日、「礼儀を欠いている」として韓国駐台北代表部(大使館に相当)の代理代表を呼んで抗議しました。
 台湾外交部の欧江安報道官は令和3年12月21日日の会見で、「当日朝のキャンセル通知や詳しい理由を説明しないことは非礼だ」と話しました。

 おそらく、韓国は中国からの抗議を受けて、台湾のデジタル担当相オードリー・タン氏の講演をキャンセルしたのでしょうね。
 中国からの講義を受けてキャンセルするくらいなら、最初から講演を依頼しなければよいだけの話ですね。

 韓国の行動は、自由主義諸国からは失望されますし、中国には軽蔑されます。

 また、国際社会の信頼を失なわせます。韓国に国際社会の信用があればの話ですが。

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