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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

携帯3社、メールアドレスそのまま乗り換え。令和3年12月中に

 令和3年12月14日までに、NTTドコモとKDDI、ソフトバンクの携帯電話大手3社は、各社の契約にひも付いた利用者のメールアドレスについて、携帯会社を乗り換えても利用できるサービスを月内にも導入することが分かりました。

 これまで携帯会社を乗換える場合、メールアドレスを引き継げませんでした。

 政府は利用者の乗換えを妨げるとして、各社に改善を求めていました。

 対象はキャリアメールで、NTTドコモの場合「@docomo.ne.jp」という文字が入り、KDDIの場合「@ezweb.ne.jp」「@au.jp」、ソフトバンクの場合「@softbank.ne.jp」がつきます。

 私は、ソフトバンクと契約していますが、「@softbank.ne.jp」を利用したことは一度ありません。
 今は、電話用のスマートフォン1台と、データ用のスマートフォン1台、合計2台をもっていますが、データ用のスマートフォンの前のタブレットの時から、「@hotmail.com」を使用しています。
 gmailを使う人も多いですね。

 携帯各社はこれまで音声やデータ通信サービスの契約にひも付けて提供していましたが、携帯会社を乗換えた場合に従前のメールアドレスを使用できるようにして、そのかわり、月額300円くらいを徴収するようです。
 結構高いですね。

 サービスを利用すると、ドコモからKDDIに契約を変更しても、ドコモのメールアドレスを継続して利用できるようになります。

 携帯3社のオンライン専用プラン(「ahamo」「povo」「linemo」)や、第2ブランド(「UQモバイル」「Y!mobile」)に契約を変更する場合も対応するそうです。

 キャリアメール以外の連絡手段が増えたものの、初心者や詳しくない人を含め、従前のメールの利用意向は強いといえます。

 金融機関のサービス利用の際にメール登録が求められる場合、キャリアメールを利用する人は多いようです。
 既に複数のサービスに登録しているため、利用をやめるには障壁が高いとの声も多いそうです。

 先見の明がないということでしょうね。
 そんなものかも知れません。

 ちなみに、総務省が令和2年12月に5000人を対象に実施した調査によると、キャリアメールを週1回以上利用する人は送信側で37%、受信側で67%いて、また、メールアドレスの持ち運びを希望する人は74%だったそうです。

 そんなものに月330円支払うかという思うのは私だけでしょうか。


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