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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

再開予定のGo Toトラベル

 令和4年2月1日から「Go Toトラベル」が再開されるそうです。

 前回は旅行代金の35%(上限1人1泊につき1万4000円)が還元されましたが、これが30%(上限1万円)に減額されます。
 また、クーポンは同15%(上限1人1泊につき6000円)でしたが、今回は平日3000円、休日1000円の定額制に変更されます。
 期間もゴールデンウィークは対象外で、夏休み前に終了予定です。

 一見損になったように見えます。必ずしも、そうではありません。

 1人1泊1万円のホテルに宿泊する場合、前回の「Go Toトラベル」なら、宿泊費3500円+クーポン1500円で計5000円の還元でした。
 今回は、平日なら宿泊費3000円+クーポン3000円で計6000円の還元となり、逆転します。

 つまり、平日であれば旅行費1万5000円まで、休日でも旅行費5000円までなら再開後のほうが得になります。

 高級ホテルばかり選ばれていた前回と違って、今回は旅行者にとって比較的安価なホテルを選択するということが考えられます。
 前回は1泊につき4万円の宿泊費なら1万4000円満額割り引かれますが、再開後は、1泊につき2万8571円をこえると、1万円の上限に達し、最高でも1万円しか割り引かれません。

 また、平日なら、クーポンが3倍になりますから、土日祝が休みのサラリーマンと違い、不動産関係や旅行業者などの土日祝が出勤のサラリーマンが有利になります。
 というか、毎日が日曜日の年金生活者が圧倒的に有利ですね。
 前回は、コロナが怖くて、高齢者は旅行を差し控える人が多かったですが、ワクチンの接種、経口薬・点滴を含めた治療薬の存在、現在の感染状況なら、行き放題です。金銭的余裕があればの話ですが・・

 あと、ホテル代が「ただ」になる場合も出てきます。

 私は、仕事が忙しくなる場合、仕事で疲れがたまってきた場合など、平日に自宅に戻らず、淀屋橋駅付近のアパホテルやホテル京阪淀屋橋などに宿泊することが時々あります。往復2時間と、満員電車に揺られることによる疲れ、徒歩による疲れを避けることができます。

 1泊4000円のアパホテルに平日宿泊したとします。
 3割引(7掛け)の2800円で宿泊できます。
 3000円のクーポンがもらえます。
 クーポンを有利に使えれば、「ただ」で宿泊し、逆に200円のもうけになります。

 おそらく、各ホテルは、Go Toトラベルの正式決定がなされると、宿泊料金を上げてくるでしょう。
 既に上げているホテルもありそうです。
 ホテル京阪・淀屋橋は、平日2800円から3000円だった値段が、令和4年2月から4200円以上になっています。

 とりあえず、2月から4月まで、月曜日から金曜日までの淀屋橋駅付近のアパホテルの予約を1泊3900円から4500円の期間のみ済ませておきました。春休みは高いから除外です。
 宿泊期間は延ばせませんが、縮めることは可能です。
 また、キャンセルは前日まで無料ですから、キャンセルすれば良いだけです。

 値上げされたら、かないません。


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