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　厚生労働省は、令和３年８月１８日、新型コロナウイルス感染者のワクチン接種状況を調べた結果、未接種で感染した人は人口１０万人当たり６７.６人、2回接種後の人は４人で、１５分の１以下になったと明らかにしました。

　厚生労働省が令和３年８月１０日から１２日の新規感染者約５万７０００人の接種歴を調べました。
　未接種は約４万７０００人で８割超を占めました。
　２回接種を終えた人は約１７００人で３％でした。
　そして、令和３年８月１２日時点の接種人口をもとに１０万人当たりの数を計算しました。

　年代別では６５歳未満は、１０万人あたりの感染者は未接種で６９.７人、１回接種のみが２４.６人、２回接種が７.４人でした。
　６５歳以上では未接種で３１.１人、１回接種で９.８人、２回接種で２.３人でした。

　ただ、ワクチンの効果は１００％ではなく、接種後に感染する「ブレークスルー感染」が起こることがあることがわかります。

　１５分の１は、かなり少ない確率ですが、０ではありません。

　時代劇の賭場で出てくるピンゾロの丁（１の目と１の目の合計偶数）が出る確率は３６分の１ですが、結構、出てきます。そういえば、時代劇の地上波の放送は、ほとんどなくなりましたね。

　１５分の１ですから、ピンゾロの丁の出る確率より高いですから、用心するに越したことはありません。

　また、接種済みの人も、引き続き感染防止対策を徹底し、感染リスクのある行動を控えるべきでしょう。

　ただ、１年半も、マスク、うがい、手洗いを続けていると、意識しなくても、自然に体が動きます。
　外での他人との飲食は、アルコールの有無にかかわらずしなくなりました。お財布にやさしいですね。