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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

日本の平均寿命、9年連続で延伸 女性87.74歳、男性が81.64歳

 令和3年7月30日に厚生労働省が発表した簡易生命表によりますと、令和2年の日本人の平均寿命は女性が87.74歳、男性が81.64歳となり、ともに過去最高を更新したことがわかりました。

 女性は14年以来6年ぶりに世界1位になり、男性は同2位とのことです。
 今回から、世界保健機関(WHO)の様式に合わせ集計基準を「国別」に変更した結果、ともに1位の香港がカウントされない結果、男女とも、1番繰り上がったそうです。

 国別順位は、女性は2位が韓国、3位がシンガポールで、男性は1位がスイス(81.9歳)、3位がシンガポールでした。

 平均寿命が延びたのは男女とも9年連続ということです。

 9年連続ということですから、令和2年、令和元年、平成30年、平成29年、平成28年、平成27年、平成26年、平成25年、平成24年は平均寿命が延びています。

 平成23年に平均寿命が延びていない理由は、東日本大震災(平成23年3月11日発生)があったからです。

 警察庁は、令和3年3月10日時点の集計で、死者は1万5899人、警察に届出があった行方不明者は2526人であると発表しています。
 死亡届が、すべて平成23年中に提出されたということはないでしょうが(後年死亡届提出ということがあります)、1万5899人のうち多くの届出られた死亡者が、日本の平均寿命を引き下げたました。

 「令和2年の簡易生命表によると日本人の平均寿命がまた伸びた」という報道は大きくなされていません。
 ただ、大きなニュースです。

 令和2年も平均寿命が延びたということは、死者数が例年より多くなかったということになります。

 新型コロナ、新型コロナと大騒ぎが続いていますが、少なくとも令和2年をみれば、何のことはない、例年より死亡者が少なかったということになります。超過死亡がマイナスです。

 マスク、うがい手洗いの励行によりインフルエンザの死亡者が激減したことが大きく、新型コロナウィルスによる死亡者はインフルエンザによる死亡者より小さく、死者数は前年より減少しているということになります。

 日本以外の先進国(G7加盟国)は、新型コロナウィルスによる死者のため、平均寿命は減少しているかと思います。
 日本は、新型コロナウィルスによる死者が少ないため、先進国(G7加盟国)で唯一平均寿命が延びているのではないでしょうか。
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