本文へ移動

2021年2022年バックナンバー

雑記帳

すっぱい葡萄

 「すっぱい葡萄」(Sour Grapes)という言葉の意味をご存じでしょうか。

 「すっぱい葡萄」の言葉のもとは、イソップの「キツネが、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つける。食べようとして跳び上がるが、ぶどうはみな高い所にあり、届かない。何度跳んでも届かず、キツネは怒りと悔しさで、「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか。」と捨て台詞を残して去る」との寓話から来ています。

 手に入れたくてたまらないのに、努力しても手が届かない対象がある場合、その対象を「価値がない」「低級で自分にふさわしくない」ものとみてあきらめ、心の平安を得るということで「負け惜しみ」を意味します。

 韓国は、新型コロナのワクチンの買付けに大きく出遅れています。
 当然、国民から「突き上げ」をくらいます。

 韓国政府は「ファイザー、モデルナワクチンはまだ安全性・有効性を担保することはできない。ワクチン接種は慎重でなければならない」という点だけを強調しています。

 これが「すっぱい葡萄」の典型例です。


TOPへ戻る