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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

日本入国とワクチンのブースター接種

 新型コロナの致死率が季節性インフルエンザと変わらなくなり、各国の出入国が自由になってきました。

 私は、今年、韓国に1回、ドイツに1回旅行し、来年の正月にハワイ旅行を予定しています。

 日本入国には、ワクチンを3回接種しているか(ブースター接種をしているか)、あるいは、帰国前72時間内のPCR陰性証明書が必要となります。日本人も同じです。
 韓国は、ワクチン2回接種が要件で、ドイツは不必要、アメリカは2回接種のようです(令和4年12月15日現在)。

 日本が一番厳しいようですね。
 ファイザーもモデルナも2回接種しないとワクチンを接種したことにはなりませんから(ヤンセンのワクチンは1回で接種済みとなります)、日本人の場合、2回のワクチンを接種していると、ワクチンを接種したことになります。
 日本入国には、ワクチンを3回接種しているか、PCR陰性証明とありますが、外国でPCR検査ができるところは少なくなっていますし、PCR検査で陰性がでるという保証はなく、陽性になると帰国の飛行機に乗れないというリスクがありますから、現実的ではありません。

 現在の日本の制度だと、若い人など、3回目のワクチンを接種して副反応が出るのが嫌だから3回目のワクチンを接種しないという方針なのに、外国旅行をするため3回目のワクチンを接種するという本末転倒なことになってしまいます。

 私は、自分の判断で、ワクチンを4回接種していますが、若い人に事実上の強制をするのはどうかと思います。

 韓国人は、「No Japan」運動とかやってた割には日本旅行が楽しみのようで、韓国の国土交通部航空情報ポータルシステムによると、先月国際線航空旅客数のうち26.5%にあたる82万人余りが日本にを訪問した人々だったそうです。

 学校の冬休みや休暇の間に海外旅行に行こうと計画を立てながら、それまで先送りにしていたか予定になかった新型コロナのブースターショットを打つ20代、30代が増加しているということですね。

 韓国の方々は自分の判断でどうされてもいいですが、日本人が、海外旅行をするために3回目のワクチンを接種するというのは本末転倒のように思います。


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