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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

韓国「世界最低の出生率」更新

 世界の人口が80億を突破しました。
 国連人口局は、公衆保健と栄養、個人衛生と医学の発展による人間の寿命の増加と、一部の国で高く維持されている出産率のおかげだと説明しています。
 国連によりますと、令和3年ベースの世界平均出生率は2.4人で、このままいくと、世界人口は令和19年には90億人、敬和66年には100億人に増えるものと推測されます。

 韓国の平均出生率は令和3年に0.81人で、国連加盟198ヵ国のうち198位です。
 韓国は、令和2年から人口自然減少(死亡者数が出生者数を超える状況)段階に突入しており、世界で最も速い速度で人口が崩壊している国です。

 令和4年は、4月~6月期が0.75人、7月~9月期が0.79人と、2四半期連続で0.7人台に低下し、年間の出生率でも0.7人台を記録することが確実視されています。

 深刻な少子化に悩む日本でさえ、合計出生率がおよそ1.3人です。

 世界で最も低い出生率の向上のために韓国政府は平成28年から「少子化予算」を編成し、令和3年までに420兆ウォンを超える国庫を投入しましたが、韓国の少子化は止まるどころか、年々急速に進行しています。

 日増しに深刻化する雇用不安による若年層の結婚延期、高い住宅価格と教育費による出産忌避、女性の社会進出による養育の負担などが原因と指摘されています。

 また、最近発表された韓国統計庁の「2022年社会調査」によると、韓国人の50%は「結婚しなくてもいい」と考えていて、特に結婚適齢期と言える20代30代の60%以上が「結婚しなくてもいい」という考えを持っているそうです。
 韓国の未婚男女が結婚していない主な理由としては、「結婚資金不足」(28.7%)「雇用状態不安」(14.6%)など、経済問題が43.4%でした。


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