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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

ウクライナ軍、南部で攻勢 新たにHIMARS4基など到着で攻防激化か

 ロシアのウクライナ侵略戦争は、まだ続いていますね。
 テレビで、ときとどき放送していますが、一時期に比べ、ウクライナ軍が反攻に転じているようです。

 ウクライナ国営通信は、令和4年8月1日、ロシアが掌握する南部ヘルソン州で、ウクライナ軍がこれまでに46集落を奪還したと報じました。
 この手の話は、プロパガンダが含まれていますから、どちらかといえばBBCやARDあたり複数が報じなければ信用はできないですね。

 ウクライナは、アメリカから、新たに高機動ロケット砲システム(HIMARS)などの供与を受けたとしており、南部や東部での攻防が一層激しくなりそうです。
 HIMARSは射程が長いですから、自軍の兵士の損失なく、敵の武器、兵士、兵站を破壊できます。ロシアが対抗するには航空機、ミサイルだが、航空機は対空ミサイルで撃墜される可能性がありますし、ミサイルも高精度位置制御装置が付いてなければ、HIMARSを破壊できる確率は少なくなります。

 ウクライナ軍はアメリカから供与されたHIMARSなどを使い、ロシアが制圧対象とするヘルソン州やザポリージャ州などの南部で激しい戦闘を繰広げているそうです。
 ロシア軍の弾薬庫や要衝である橋を破壊した画像がテレビ等で放映されています。

 戦況を分析する英国防省は、令和4年8月1日、東部ドンバス地方での作戦を修正し、相当の兵力を南部に転戦させている模様だと指摘していますた。

 南部のドニエプル川にかかる橋を破壊された事で、北西岸に浸出しているロシア軍への補給は追いつかなくなります。
 アメリカやヨーロッパからの軍事援助が続けば、この戦線では、ウクライナ軍がロシア軍を圧倒していき、補給が続かないロシア軍はドニエプル川の北西岸地区からの撤退か降伏かを選ばざるを得なくなるでしょう。

 ロシアの経済は、資源国だけあってしぶといですね。


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