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　令和４年５月８日、元国会議員の山下八州夫容疑者（７９）が、愛知県警に、新幹線のグリーン席チケットを騙し取った詐欺や有印私文書偽造・同行使の容疑で逮捕されました。

　山下容疑者は平成２２年に参院選で落選するまで、衆院議員を４期、参院議員を２期務め、逮捕時は立憲民主党岐阜県連の常任顧問に就いていました。

　山下容疑者は令和４年４月２７日、ＪＲ東京駅の駅員に偽造した国会議員用の申込書を提出して、東京－名古屋間の新幹線特急券・グリーン券２枚を詐取したとの容疑です。
　この際、同じ岐阜選出の自民党参院議員の名前を書いて、ＪＲを無料で利用できる「鉄道乗車証」を手に入れたとされる被疑事実です。

　事件を受け、立憲民主党の泉健太代表は令和４年５月９日、「事実ならば決して許される行為ではありません。皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪し、同日、山下氏の常任顧問職を解任し、除籍処分も発表しました。

　山下容疑者は、ＪＲ連合関連の議連の役員を務めたこともあり、支援を受けていたのですが、連合内からも「恩を仇で返された」や「貧すれば鈍す」どころか「貧して（顔に）泥を塗られた」などの呆れや怒りの声が上がっているようです。

　立憲民主党は、立憲民主党の幹部自身が、次の参院議員選挙で「惨敗か」あるいは「単なる敗北か」という予想をしているくらいです。

　次から次へと、スキャンダルが、よくこれだけ出るものです。