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　ドイツの連邦政府は、令和４年３月、令和４年６月、７月、８月の３か月、特急電車（ICE, IC , EC）を除くドイツ鉄道、各都市の地下鉄や路面電車やバスの乗り放題チケットを、大人１人１か月９ユーロ（１２００円強）で発売すると発表しました。

　日本で言えば、青春１８切符に、各都市の地下鉄や路面電車やバスの乗り放題チケットをつけたようなものです。
　なお、近鉄や阪急のような私鉄は、ドイツには存在しません。基本的に、通勤電車や長距離電車は、DB（ドイツ鉄道）あるいは、ドイツ鉄道のきっぷで乗れる提携した私鉄だけです。
　つまり、特急に乗りさえしなければ、バスや市電を含め、どこにでも行き放題ということになります。

　現在、ドイツには、Quer-durchs-Land-Ticketというチケットがありますが、大人１人１日４２ユーロ（約５７００円）します。

　これと同じ力を持つ切符です。
　それを１か月９ユーロですから、大盤振る舞いです。

　ドイツは、自動車による移動がメインですが、これを機に、公共交通機関の便利さを知ってもらおうという啓発のためといわれています。

　日本もやらないでしょうか。