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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

観光支援の「県民割」、大型連休は対象外に 令和4年5月末まで延長へ



 政府は、令和4年4月19日、地域ごとに旅行代金を補助する観光支援策「県民割」について、大型連休(令和4年4月29日~令和4年5月8日)の期間は対象から外す方針を発表しました。

 令和4年4月28日のチェックインまでだった「県民割」の期限は令和4年5月31日まで延長します。

 新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、混雑が予想される大型連休の適用は断念したとのことです。
 コロナ禍で旅行の予約を直前まで控える傾向にあり、観光業界からは大型連休の適用を期待する声が上がっていました。

 判断のタイミングが遅すぎると言わざるを得ませんね。

 これまでの政府方針でも繁忙期で割引支援策を実施しなくても集客が見込める時期の割引を対象外とする方針であったことから、大型連休期間中が対象外になることは想されていましたが、国内でも、旅行は多くの人が事前に計画してホテルなどを予約するものであり、実施する場合でも実施しない場合でももう少し早めに判断すべきではあったでしょう。

 判断が遅すぎることで、旅行者も身動きが取れませんでした。

 もっとも、大型連休は「どうせ適用外になる」ことを想定して、通常料金で予約している人が多いかと思います。
 私もそうです。

「県民割」は3月31日まで延長になる方針ですが「Go Toトラベル」再開の判断基準をしっかり示してもらう必要があります。

 感染者数が少ない状況ですぐに実施し、感染拡大傾向が見られたらすぐに停止できるような体制が必要かと思います。

 県境を越えての移動自粛を大型連休期間中は求めないという方針のなかで、県民割・ブロック割がOKで、Go Toトラベルがだめという根拠もなさそうです。


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