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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

パンがなければ・・

 マリーアントワネットの「パンがなければケーキを食べればいいのに」という言葉は有名です。「ケーキ」のかわりに「お菓子」バージョンもあります。
 「不景気になってどうしていますか」という街頭アンケートに「昼の外食をやめて弁当にしています」「食費を切りつめています」という回答が多いです。

 生活が苦しくなれば、不要不急の旅行、飲食も含む外食費、嗜好品、服や靴、女性なら化粧品などがまず「切りつめ」の対象となります。
 どうしようもなくなれば「食費の切りつめ」にはいります。

 ある意味、「食費の切りつめ」は、「最後の手段」ですね。

 日本学生支援機構の「令和2年度学生生活調査」によると、学費の支払いも含めた仕送り平均額は12万0350円でした。
 国立大学でも、53万5800円1か月4万4650円ですから、学費を引くと7万5700円になります。
 私立大学ならもっと大変でしょう。
 私自身、昭和49年から昭和53年の大学時代、月額10万円仕送りしてもらっていましたから、恵まれた方ですね。
 ちなみに、授業料は月額3000円、年額3万6000円の時代ですが、年2回の1万8000円の授業料は、別途送ってもらっていました。

 厚生労働省が発表した令和4年現在の年金額は、国民年金から支給される老齢基礎年金は、20歳から60歳まで40年間保険料を支払った人で、1人1カ月6万5750円、厚生年金から夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額として22万円です。
 モデルケースで、現実には、もっと少ないですね。

 最後の手段である食費の切りつめをしてでも節約するしかないでしょう。
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