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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

文在寅大統領、政権交代後の「報復逃れ」を狙い検察法改正の悪あがき

 韓国の次期大統領の尹錫悦氏は、令和4年5月9日に任期を終える文在寅・現大統領の逮捕することを隠そうともしません。「当然、捜査をする」とインタビューに答えています。

 韓国では政権交代の後、前大統領が訴追、弾劾、逮捕されていることがほとんどで、金大中元大統領など例外を探す方が難しいくらいです。

 文氏には平成30年の蔚山市長選に不正に介入した疑いがあり、すでに現職市長と政府高官ら15人が公職選挙法違反で在宅起訴されています。
 また、私邸の土地を特別扱いで安く購入した疑惑も浮上しています。

 文大統領の与党「共に民主党」が最後の悪あがきをみせているそうです。
 「共に民主党の院内代表・朴洪根議員が、令和4年4月の国会において、検察の捜査権を完全に剥奪する新法案を成立させる意向を明らかにしているそうです。
 議席の3分の2近くを占める共に民主党がこれを強行した場合、次期大統領の少数与党に対抗手段はありません。

 そうなれば捜査権は事実上、警察が独占することになります。

 韓国も警察は政治がらみの事件に対する捜査ノウハウがなく、新政権による文大統領の捜査が難航、あるいは頓挫する可能性も高まるそうです。

 無茶苦茶ですね。
 ただ、検察官に捜査権限がない国は存在するのでしょうか。


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