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　その昔、子どもの好きなものとして「巨人」「大鵬」「卵焼き」があげられていました。

　大鵬が、ウクライナ人（１９４０年生まれですからソ連人）の父と、日本人の母との間に、樺太（敷香郡敷香町）でうまれたハーフのようです。

　本名は「納谷 幸喜」ですが、出生名は「イヴァーン・ボリシコ(Иван Маркиянович Борышко)」だそうですから、やはりウクライナ系なのでしょう。

　確かに、いかにも日本人という顔つきではありませんでした。

　父親は、ウクライナ人の元コサック騎兵将校「マルキャン・ボリシコ」で、ロシア革命後に日本に亡命した人物だそうです。

　第二次世界大戦前のウクライナ人が、はるか極東の日本に亡命するくらいですから、ウクライナ人はたくましいのでしょうね。

　今回、日本がウクライナ避難民を受け入れるということですが、ウクライナ避難民も、日本での生活をいとわないほど、たくましい人が来るのでしょう。

　私自身は、卵焼きは好きでしたが、巨人でなく阪神ファン、大鵬でなく柏戸ファンでした。
　客観的にいえば、柏戸より大鵬が強かったですし、阪神より巨人の方がずっと強かったですね。