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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

方向感覚

 人には、生まれもった、あるいは、経験などで獲得した方向感覚があるものです。
 行ったことがなくても、地図を見るだけで、間違いなく目的地にたどり着く人もいますし、逆に、何度行っても、場所がわからずまよってしまうという人があります。

 「方向音痴」といいます。

 東西南北の「絶対方位」がわかる普通の人なら、夜などの場合を除き、太陽の位置をたよりに、地図を見ながら、目的地にたどり着けます。

 私の事務所の地図などは、御堂筋に面していますし、地下鉄御堂筋線の淀屋橋駅1番出口から北へ徒歩5分ですから、もっとも「迷うことがない」場所にあると思います。

 私の事務所は、前に、別のビルにあったのですが、簡単に説明できないため、道案内は大変でした。

 今の事務所でも、道に迷う方は多いですね。
 あまり、はじめての方に、夜に来てもらうということはないのですが、「北」がわからなければ話になりません。

 本町方向(南)に歩いていってしまったり、北浜方向(東)や堂島方向(西方向)に歩いていってしまう方が多いのにはびっくりします。

 道に迷って電話をかけてこられた際、「目の前に何が見えますか」と聞くことにしているのですが、とんでもないところにいることがわかり、「もう一度、淀屋橋駅に戻って、そこから電話してください。道順をお教えします」ということも珍しくありません。少なくなりましたが・・・

 私の事務所のように「5分歩いて」がならまだしも、「10分歩いて」という距離なら大変ですね。
 もっとも、普通は迷いませんから「淀屋橋についたら電話してくださいね」ということはありません。

 今は、Googleマップを利用する人も増えました。
 雨の日などは傘を差していて、カバンが左手、傘が右手、スマートフォンをもつ手がありません。
そんな時に限って、タクシーがつかまらないんですよね。

 また、御堂筋も知らずに、自動車で来ようとする人がいますが、電車が正解でしょう。
 大阪の地理になれていても、一方通行のため、大回りする人が結構おられます。
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