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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

第6波をどう乗り切るか

 全国の新型コロナウイルスの新規感染者が令和4年2月3日、初めて10万人を超えました。
 頭打ちになってきていますが「第5波」のピーク時の1日当たりの感染者数の3倍以上です。

 新型コロナ患者に対応する診療所の数は思うように伸びていません。

 感染力が高いが重症化率は低いとされるオミクロン株については、軽症者が自宅で療養できる体制を整備することが求められています。

 病原性が低いオミクロン株ですが、全国で重症患者が増加しています。
 重症化リスクがある高齢者などへの感染が増えているです。

 高齢化が進む日本には、糖尿病患者は約300万人、心不全リスクを持つ患者は約30万人、呼吸器不全の患者は約20万人存在するそうです。
 寝たきりの状態の高齢者が感染して入院すると、食事や排泄などの介助が必要となり、看護師の負担は重くなります。認知症などへの対応も必要になります。

 基礎疾患をかかえた人や寝たきり状態の高齢者への感染を深刻化させないことが大切です。


 基礎疾患をかかえた人がコロナに罹患して重症化した場合、コロナ専用の重症病棟に入院してもらうことには異存がないでしょう。

 しかし、介護の必要な大きな高齢者を、コロナ専用の重症病棟に入院してもらうなどしていたのでは、コロナ専用の重症病棟がいくらあっても足りません。
 オミクロン株の致死率が、季節性インフルエンザの致死率0.1%か、それ以下なら、介護の必要な大きな高齢者を、コロナ専用の重症病棟に入院させる必要が無いとの制度に改める必要があるかと思います。


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