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雑記帳

田辺三菱製薬 子会社が開発の新型コロナワクチン カナダで承認

 田辺三菱製薬(本社・大阪)のカナダにある子会社「メディカゴ」がイギリスの製薬会社と共同で開発を進めてきた新型コロナのワクチンが、令和4年2月24日、カナダ政府から承認されました。

 ワクチンは、成長が早いタバコ属の植物にウイルスの遺伝子を組み込み、葉の細胞からウイルスに似た形の粒子を抽出する手法で作られていて、2度から8度の温度で保存できるため、接種を行う医療機関などに運びやすいメリットがあるとしています。

 田辺三菱製薬は、日本国内でもこのワクチンの初期段階の臨床試験を進めていて、安全性などが確認できれば、海外で行われた最終段階の臨床試験の結果を加えて、早ければことし夏にも国内で承認を求める申請を行いたいとしています。

 新型コロナのワクチンを巡っては、塩野義製薬(本社・大阪)なども、実用化を目指して臨床試験を進めています。
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