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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

防犯カメラとドライブレコーダー

 防犯カメラ(監視カメラ)があちらこちらでみられるようになりました。

 昔は、銀行やATM機か、ホテル・劇場、コンビニなどでしか見かけませんでしたが、現在は、マンションのドアやエレベータ、多額の現金を扱わない裁判所や弁護士会館にも配置されています。

 防犯カメラは、多くの役割があります。テレビ新聞などのニュースで報道されている様に、多くの犯罪事件解決には欠かすことの出来ない存在となっています。

 もっとも、犯罪が起きてから、捜査に使われるのなら意味があまりないのではと考える人もいます。

 そうではなく、防犯カメラ、監視カメラのもう一つの効果には抑止力があります。

 何も起こらないのですから、ニュースで取り上げられることはありませんが、むしろ、防犯カメラの効果は、犯罪を未然に防ぐ効果の方が大きく期待されています。

 より多くの防犯カメラを設置し、死角を無くし、犯人に「見張られている」「悪いことをすると捕まる」と思わせることが、犯罪の発生しにくくする重要な要素ですね。

 このような手法は「防犯環境設計」といわれ、今注目されつつあります。

 話が横道にそれましたが、「見通しを良くすることが防犯に効きます」とよく言われていますが、これは近所を通行する人の目を期待しているわけです。最近、新築の家に、高い塀が設置されておらず、塀がないに等しい家が多くなりました。

 また、あわせて防犯カメラの設置がなされています。カメラによる監視は「見てますよ」という犯罪者へのアピールであったり、「何かあったら、ここに証拠が残りますよ」「捕まりますよ」という威嚇効果を狙っています。


 ちなみに、ドライブレコーダーも同じですね。

 事故が起こってしまったら、いくら賠償金をもらっても、車や体は元に戻りません。

 しかし、あおり運転をすれば、自動車のナンバー、運転態様すべてが記録されますから、あおり運転を事前に抑制できます。
 もっとも、処罰されてもどうって事がないと考える人に対しては、あまり有効ではありません。
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