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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

北京オリンピックなのに時差

 オリンピック観戦は、時差がつきものです。
 冬季でしたら、トリノ、バンクーバー、ソチと、いずれも日本と大きな時差がありました。
 深夜、早朝、平日の昼間など、生中継を見られないということが起こります。

 日本と時差のない北京オリンピックですが、おかしな時間に行われます。

 フィギュアスケート、スノーボードなどは、平日午後から実施されるのが多いです。

 日本では、土日はいいのですが、平日は、生中継を見られません。
 これら種目が人気のあるアメリカやカナダのテレビ観戦に都合のいい時間に競技が実施されます。

 ちなみに、スピードスケートやジャンプは、夜の遅い時間帯に行われます。
 これら種目が人気のあるヨーロッパのテレビ観戦に都合のいい時間に競技が実施されます。

 IOCは、放送権料と協賛料を収入の二本柱としています。

 傑出した「スポンサー」は、アメリカのNBC(NBC・ユニバーサル)で、2014年ソチ冬季オリンピックから32年夏季オリンピック(未定)まで10大会分の米国向け放送権を、約120億ドル(約1兆3000億円)で獲得しています。

 結局は、スポンサー次第で、日程も決まるということになります。

 時差が大きいオリンピックならともかく、なぜ、時差が1時間のオリンピックで、奇妙な日程になるのかという理由は、アメリカを基準にしているからです。
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