本文へ移動

2020年バックナンバー

雑記帳

ロケットとミサイル

 北朝鮮は、ここのところ、ICBMの実験を控えています
 一時期は、人工衛星打上げだと強弁していましたが、最近は、ミサイルであることを隠しもしません。
 
 なお、「United_Nations_Security_Council_Resolution_2087 (2013)」の2条に「Demands that the DPRK not proceed with any further launches usingballistic missile technology」と決議されていますから、長距離弾道ミサイルの打上げであろうが、人工衛星打上げであろうが、国連決議違反となります。
 
 アメリカ本土に到達できる射程距離1万~1万3000キロのICBM(大陸間弾道ミサイル)の開発ができているという説もありますが、大気圏突入技術がまただという説もあります。
 
 話は変わって、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H2Aロケットの打上げ成功は37回連続で、成功率は97.7%となり、H3ロケットに引継がれます。
 
 どのくらい搭載できるでしょうか。
 H2Aロケットの標準型(H2A-202)打上げ能力は、静止軌道なら約4t、低高度軌道(軌道傾斜角30度)なら約10tです。
 日本は、大陸間弾道ミサイルの製造などするつもりはありませんから、ロケット打上げで、何の問題にもなりません。
 
 北朝鮮の事実上の長距離弾道ミサイルは、「何とかに刃物」ですから、大きなニュースになるのです。
 
TOPへ戻る