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2020年バックナンバー

雑記帳

韓国・法務省懲戒委員会が検事総長を「停職2か月」処分

 令和2年12月16日、韓国法務省の懲戒委員会は、検察改革をめぐって政権と対立する検事総長を「停職2か月」とする処分を決めました。
 
 尹錫悦検事総長の処分を決める懲戒委員会は、令和2年12月15日午前10時半から韓国法務省で非公開で行われました。
 
 これは令和2年11月24日、秋美愛法務大臣が、尹検事総長が職権を乱用し最側近に対する監察を妨害したなどとして、懲戒請求したことを受けて開かれたものです。
 
 10日に開かれた1回目の懲戒委員会では、検事総長側が委員の交代などを求めたため審議が進まず、15日から証人尋問などが行われました。審議は令和2年12月16日未明まで続き、「停職2か月」とする処分が下されました。
 
 尹検事総長側は「懲戒手続き自体が違法で不当なので承服できない」としていて、法的な対抗措置を取るものとみられています。

 尹検事総長が、文在寅大統領や秋美愛法務大臣を捜査をし続けたところ、秋法務大臣が尹検事総長の職務執行停止措置をとり、尹検事総長が裁判所で職務執行停止処分の仮停止を求め、仮停止が認められて職務に復帰しました。
 
 すると、秋法務大臣が、尹検事総長の懲戒を求めました。
 懲戒委員会は、秋法務大臣の子飼いのメンバーから構成されていて、「停職2か月」の処分が下されたと言うことですね。
 
 今度は、尹検事総長が、「停職2か月」の懲戒処分の停止を求めて裁判所に申立てをするということになるのでしょうか。
 
 まあ、日本なら、天地が10回ひっくり返ってもこのようなことは起きません。
 
 韓国は経済は新興国ですが、法体系は発展途上国ですね。
 
 一度は、日本の統治下にありましたから、先進国の法体系が入っているはずですが、やはり、75年も経つと朝鮮王朝に先祖返りしたのでしょう。
 
  韓国の権力抗争の激しさは日本人の想像を絶します。
 前大統領も元大統領も、前最高裁長官も、前警察庁長官も容赦なく時の権力によって裁かれます。
 大統領2人が刑務所入りというのもすごいですね。
 死刑になったり、自殺したり、韓国の大統領の末路は悲惨なものがあります。
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