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2020年バックナンバー

雑記帳

百貨店友の会

 日本銀行のマイナス金利政策が実施されて長い月日が経ちました。 
 
 銀行の預金金利は下がりました。
 下がったといっても、実質0が、実質0になっただけなので、あまり影響はなさそうです。
 
 毎月お金を積み立てると「ボーナス分」の買い物券をもらえる、百貨店の「友の会」が人気となっているようです。
 
  マイナス金利政策の導入などでお得感が注目され、百貨店の担当者は「消費者の節約意識の高まり」とみています。
 
 少し古いですが、平成28年2月の新規の申込み口数は、大丸松坂屋が前年比約3倍、高島屋が約2.4倍、近鉄百貨店が約2.2倍。三越伊勢丹も2倍以上に伸びたようです。
 
 百貨店「友の会」の仕組みは、例えば、1口1万円を1年間の満期まで毎月積み立てると、ボーナス分1万円を加えた計13万円分の全国百貨店共通商品券をもらえるというのが典型例です。
  期間や金額は違うものの、多くの百貨店が同様なサービスを提供しています。
 満期まで積み立てないとボーナスはつきません。また、買い物にしか使えないなど制約もあります。
 
  仮に利回りに換算すると年8.3%となり、百貨店で買い物を予定する人には、お得感がありますね。

 積み立てるために、毎月、百貨店に行くのは、しんどいですね。
 普通は、口座振替でも積立てられます。
 12か月1万円を貯めて、無事、13万円分の全国百貨店共通商品券をもらえます。
 
 まず、金券ショップで売却するという方法があります。
 しかし、買取りレートがいくらくらいかを考えないと、損になることがあります。
 
 大阪市内の金券ショップなら「元本割れ」はおこりませんが、何のために、百貨店の「友の会」にはいったのかわからなくなります。
 
 デパートで使ってもいいでしょう。全国百貨店共通商品券なら、どこの百貨店でももらえます。
 
 デパートは「定価販売」ですが、どこの店でも定価販売の書籍やCDを購入するのがお得です。
 
 なお、普通、百貨店の商品券はお釣りももらえます。
 
【お釣りが出る商品券の例】
  ・全国百貨店共通商品券
  ・イオン、セブン&アイなどの商品券
 【お釣りが出ない商品券の例】
  ・VISAやJCBのギフト券
 
 お釣りが出る商品券の場合、デパート内の食品売り場で30円の「もやし」のみ買っていく人もいるようです。
 ちなみに、兵庫県の号泣県議のレシートに39円というのがありました。39円で買えるのは「もやし」に違いないと思った人がいるかも知れませんが、「うどん」1玉も買えますね。1000円で、961円のおつりがもらえます。
 豆腐、揚げ、ヨーグルト、のど飴など、他のスーパーで買うより少し高かったとしても、金券ショップで換金するよりマシです。
 
 なお、お釣りの出ない、VISAやJCBのギフト券は、高額な買い物をするときまでとっておくというのが一番おすすめですが、いざ買い物をするときには商品券を持ってくるのを忘れることがありますから、高額商品券は必ず財布に入れるようにした方がいいでしょう。
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