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　映画が大ヒット中の人気漫画「鬼滅の刃」のキャラクターで「恋の呼吸」を使って主人公らとともに鬼と闘う幹部剣士「恋柱・甘露寺蜜璃（かんろじ・みつり）」の名字と寺院名が同じ寺院が注目されています。

 

　和歌山県紀の川市（旧那賀郡貴志川町）にある浄土宗寺院「甘露寺」が新たな「恋の聖地」としてにぎわっているようです。

 

　甘露寺には、甘露寺蜜璃の髪と同じ桜色の雨戸が設置され、鬼滅コスプレの家族連れなどのフォトスポットとして人気だそうです。

 

　甘露寺は、ＪＲ和歌山駅から、和歌山電鉄貴志川線で、貴志駅の１つ手前の駅で降ります。

　和歌山電鉄貴志川線は、タマ駅長で有名になった駅です。

 

　日本人は、こういうのが、好きですね。

 

　ちなみに、和歌山電鉄貴志川線の駅は以下のとおりです。

 

和歌山（わかやま）
田中口（たなかぐち） 
日前宮（にちぜんぐう 
神前 （こうざき）
竃山 （かまやま） 
交通センター前（こうつうせんたーまえ） 
岡崎前 （おかざきまえ） 
吉礼（きれ） 
伊太祈曽（いだきそ）
山東（さんどう） 
大池遊園（おいけゆうえん）
西山口（にしやまぐち）
甘露寺前（かんろじまえ） 
貴志（きし）

 

　話は変わって、宮城県塩釜市（塩竈市）のホームページ（HP）への訪問者数が急増しているそうです。

 

　鬼滅の刃の主人公竈門炭治郎と字が共通する「塩竈市」の「釜」が公式には「竈」と書くからだそうです。

 

　和歌山電鉄にも、竈山（かまやま）駅があります。

　公式にも「竈山」です。

 

　竈山神社があります。

　「竈山神社」は『古事記』『日本書紀』に見える地名で、両書では神武天皇（初代）長兄の彦五瀬命（五瀬命）が竈山に葬られたと伝えられ、その彦五瀬命の神霊を祀る神社です。

　本殿の背後には彦五瀬命の墓と伝える竈山墓（かまやまのはか、宮内庁治定墓）があります。
 

　日前神宮・國懸神宮（ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう）、伊太祁曽神社（いたきそじんじゃ）、竈山神社（かまやまじんじゃ）の三社を詣でる「西国三社参り」は、和歌山ではポピュラーです。

 

　１日乗車券を利用すれば、８００円で３社に参ることができます。和歌山・甘露寺間は片道４１０円ですから、単純な往復でも、1日乗車券がお得です。