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2020年バックナンバー

雑記帳

落選の理由

 NHKは、令和2年11月16日、大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」の出場歌手を発表しました。
 
 私自身は、紅白歌合戦は10年以上みていません。
 
 正月は、オーストラリアやニュージーランドで過ごすことにしています。
 去年の暮れから今年の正月まではニュージーランドにいました。ここ5年ほどニュージーランドです。
 
 手許にある使用済みのパスポートをみると、2010年末から2011年初にニュージーランドに旅行していていて、2019年末から2020年初に旅行したとなっていて、少なくとも、この間、元旦に日本にいたことはありません。
 
 1度、大晦日に、ニュージーランドのマウントクックビレッジで、ハーミテージホテルというホテルに宿泊していたとき、NHKの衛星放送が映りましたので、最初のうちは紅白歌合戦をみていたのですが、ニュージーランドのサマータイム実施時に、日本とニュージーランドには4時間時差があるので(日本の午後8時は、ニュージーランドの午後12時です)、いつのまにか眠ってしまいました。
 
 こんどの正月は、間違いなく日本にいます。
 
 初出場の歌手やグループがありますが、ほとんど知りません。
 落選した歌手やグループをみるのが興味深いですね。
 
「13回目の出場を逃したAKB48のほか、2018年の大ヒット曲「U.S.A.」を2年連続で歌唱し、盛り上げた男性7人組「DA PUMP」、3年連続で出場し無音ダンスなど毎回圧巻のパフォーマンスで会場を沸かせた三浦大知の名前もなかった。
 そのほか昨年出場歌手の中では、14回出場していたシンガーソングライターのaiko、11回出場の3人組バンド「いきものがかり」、6回出場の演歌歌手・島津亜矢、3回出場の丘みどり、昨年初出場した4人組ロックバンド「King Gnu」が出演を逃した」とあります。
 
 AKB48が落選ですね。
 ヒット曲がなかったようです。
 
 主催者であるNHKから、落選理由について「総合的に判断した」との説明のみでした。

 一々説明する理由はありません。
 説明しろと詰め寄る野暮な人はいません。
 
 そういえば、学術会議の落選した候補6人がいました。
 政府から、落選理由の説明はありません。
 人事について、説明せよと迫るのは野暮なことです。
 
 実質的に、杉田和博官房副長官が、任命名簿から落としたようです。
 
 杉田副長官は、警察官僚で、平成9年4月に内閣官房内閣情報調査室長、平成13年1月に内閣情報官、平成13年4月に内閣危機管理監、一時民間にいて、平成24年12月から現在まで、内閣官房副長官です。
 警察・公安担当の事務方トップを8年間続けています。
 
 落選理由は、警察・公安関係かなと思われる方が多いかも知れませんが、案外、候補者の名前を書いた紙の束を扇風機でとばして、手前に落ちた6名を落選としたかも知れません。
 人事は、えてして、そんなものです。
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