本文へ移動

2020年バックナンバー

雑記帳

劇場版「鬼滅の刃」人気をBBCが特集 コロナ禍でも「日本は例外」と衝撃的に報じる

 大ヒット中の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、令和2年11月9日、公開から24日間で観客動員1537万3943人、興行収入204億8361万1650円を記録していることがわかりました。
 
 公開から10日間での興行収入100億円突破は、日本で上映された映画の中で最速記録更新となりました。
 
 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の中、記録した圧倒的な興行収入に海外メディアが注目する中、英公共放送「BBC」も「いかにして鬼を滅ぼす映画が日本を映画館に引き戻したのか」と特集しています。
 英語では「Demon Slayer」です。
 
 「 世界中で映画館が空っぽになることが見慣れた光景になることが、パンデミックは意味している。それは日本を除いてのことだ。1つの映画が独力で劇場に観衆を引き戻している」
 
「 そして、宮崎駿監督の世界的名作の打ち立てた金字塔を抜いたことにも注目。「わずか公開10日間で100億円を突破した。それにより、このマイルストーン到達に25日費やした日本アニメの名作、『千と千尋の神隠し』を破った。1日に40回以上も上映する映画館もあるのだ」と絶賛している。
 
「 サウスカロライナ大のノースロップ・デイビス教授は『この映画がここまで人気を博した1つの答えはマンガとテレビアニメがあまりにも人気だったこと。欧米のマンガでは伝統的に悪役は一面的に描かれる。マンガでは悪役の人格に陰影を与えることで、読者に理解させようというモチベーションを与えている。あなたなら、どうするという共感性。鬼を含めたキャラクターの背景がしっかりと構築されている』と話した。
 
 なお、特集では食品やファッション界も、コラボ商品で、鬼滅ブームに便乗している現状も紹介しています。
 日本文化の代名詞の1つとなったアニメがコロナ禍で巻き起こした現象は海外でも広がっています。
 ちなみに、現在、映画館は「激混み」だ相ですから、見に行くわけにもいきません。
TOPへ戻る